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PinTでんきのメリット・デメリット | 他社との評判の違いは

東京電力グループの新電力会社、PinT(ピント) そのメリット・デメリットを、他社と比較しながら解説します。実は大手電力会社の標準メニューより割高になるというデメリットもあります。

PinTでんきとは

PinTは東京電力エナジーパートナーが100%出資している子会社です。電気やガスの販売や、インターネット通信サービスなどを提供しています。

元々はエネルギー関連企業のパネイルと東電系の共同出資で設立されましたが、東電とパネイルの関係が悪化。東洋経済が報じたところによると、パネイルの役員をPinTが引き抜いたことでパネイルが東電を提訴する事態となりました。なおパネイルはその後、倒産しています。

PinTでんきのメリット

2022年以前は東京電力や関西電力をはじめとする大手電力会社の標準メニューよりも若干割安な料金メニューを提供しており、料金面でメリットがありましたが2024年5月現在は一般家庭の平均的な使用条件(月300kWh)において、PinTでんきは北海道から九州までいずれの地域でも大手電力会社の標準メニューより割高となっており、メリットを見出すことが難しいと言える状況にあります。

何か付帯サービスがあるわけでもなく、また環境負荷が小さな電気を供給しているわけでもありません。

PinTでんきのデメリット

大手電力の標準メニューより割高になることが多い

既に指摘したとおり、PinTでんきは2024年5月現在、北海道から九州まで全国で大手電力の標準メニューよりも電気代が高くなりやすい状況にあります。例えば月300kWh、30A契約で東京電力エナジーパートナーの標準メニュー(従量電灯B)と比較した場合、月に約2000円もPinTでんきが割高になります。「アカウント割」という独自の割引制度により別途、割引が入りますがそれでも大幅に割高と言える状況です。

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