広告

九州で電気代が安いおすすめ電力会社の料金比較表

九州電力エリアで利用できる電力会社の電気料金を比較した上で、おすすめの電力会社を紹介します。

九州でおすすめできる新電力は「無い」

2024年現在、九州電力エリアでおすすめできる新電力はありません。その理由をわかりやすく説明します。

燃料費調整額の上限設定について

電気代に毎月加算される燃料費調整額という料金項目があります。燃料費調整額は燃料の輸入価格に応じて毎月変動し、電気代に加算されています(燃料価格が下がると電気代から割引になる)

この燃料費調整額について、九州電力の標準メニューである従量電灯では上限が設けられています。燃料価格高騰時に燃料費調整額が一定水準より高くなることがありません。

一方、新電力各社の料金メニューや九州電力の新しい料金プランでは、燃料費調整額の計算方法こそ同じであっても、上限が設定されていないものが「ほとんど」です。

燃料費調整額の部分で電気代が高くなるおそれ

2023年末から燃料価格がやや落ち着きを取り戻しており、燃料費調整額も一時期と比較して下落しています。しかし依然として上限を上回って推移しています。

この燃料費調整額の影響で、多くの新電力の料金プランが九州電力の従量電灯よりも電気代トータルで見て割高になっています。

2023年末頃から、燃料価格の下落により一部の新電力が九州電力よりも割安になり始めているものの、今後の燃料価格の推移によっては再び割高になる可能性も否定できず、2024年現在において九州では九州電力の従量電灯を利用することを推奨します。

九州電力の値下げの可能性も

九州電力は電気料金の値下げの可能性をにおわせています。九州では原発の再稼働が進んでいることや、太陽光発電の導入が全国でもトップクラスに進んでいる影響で、電力が潤沢です。今後、九州電力が値下げすると新電力各社も追随して料金改定を実施するので、そのタイミングで改めて電気料金を見直してください。

オール電化住宅には

オール電化住宅ではミツウロコでんきの「とくとくナイト」が安いです。

ミツウロコでんきの「とくとくナイト」は九州電力のオール電化プランと比較して、一部時間帯の料金単価が割安に設定されています。時間帯割は九州電力と同じに設定されているので、料金の比較がしやすいです。解約違約金や初期費用もありません。

オール電化プランに関しては、九州電力のオール電化プランでも燃料費調整額に上限設定がありません。

a