Qvouが提供している「のむシリカ電力」は、電気代が安い(一部地域は除く)だけでなく、利用状況に応じて毎年「特典」が自宅に届きます。そんなのむシリカ電力のメリット・デメリットを解説します。
のむシリカ電力のメリット
電気代が安い(関西・九州エリア除く)
のむシリカ電力は電気代が大手電力各社の標準メニューと比較して割安(一部地域除く)です。世帯人数別の平均的な使用条件で大手電力各社の標準メニューと電気代を比較します。
お得率と年間節約額 | 1人 20A / 月170kWh | 2人 30A / 月348kWh | 3人 40A / 月391kWh | 4人 50A / 月437kWh |
北海道電力エリア 従量電灯B | -852円 | -1822円 | -2103円 | -2399円 |
東北電力エリア 従量電灯B | -736円 | -1573円 | -1823円 | -2088円 |
東京電力エリア 従量電灯B | -722円 | -1552円 | -1796円 | -2054円 |
中部電力エリア 従量電灯B | -535円 | -1146円 | -1334円 | -1533円 |
北陸電力エリア 従量電灯B | -749円 | -1560円 | -1787円 | -2028円 |
中国電力エリア 従量電灯A | -741円 | -1591円 | -1808円 | -2039円 |
四国電力エリア 従量電灯A | -707円 | -1520円 | -1732円 | -1958円 |
沖縄電力エリア 従量電灯B | -1163円 | -3535円 | -4361円 | -5244円 |
上記のいずれの試算条件でも、大手電力会社の標準メニューより電気代が安い結果となりました。
水が箱でもらえる
のむシリカ電力は初回契約時に水(500ml 24本入)が1箱もらえます。
それに加え、利用を継続すると毎年、水が箱でもらえます。もらえる量は前年の電気代実績によって変動し、前年の月額平均が4200円を下回ると特典はもらえません。
月間平均電気料金 | 箱数 |
---|---|
4200円以上 | 1箱 |
8400円以上 | 2箱 |
12600円以上 | 3箱 |
16800円以上 | 4箱 |
21000円以上 | 5箱 |
なお、Amazonでは2024年8月15日現在1箱3957円でした。電気代が安くなる上、水が箱でもらえるのが「のむシリカ電力」のメリットです。
のむシリカ電力のデメリット
関西・九州電力管内では割高
のむシリカ電力の電気代は、関西電力と九州電力のエリアでは「割高」です。電気代だけで大手電力の標準メニューと比較すると、高くなります。
水の分まで計算に含めると必ずしも「損」ではない場合もありますが、電気代が高くなってしまう点は注意が必要です。関西・九州電力のエリアでは他の電力会社をおすすめします。
解約事務手数料が発生する
のむシリカ電力は解約事務手数料を徴収しています。金額は3300円です。
これは契約していた期間の長さに関係無く発生するもので、短期間で解約しても長期間利用した後に解約する場合でも、3300円が発生します。
他社では解約事務手数料や解約違約金が無いところも多いですし、解約金がある電力会社でも1年以上利用すれば解約金無く解約出来るところが多いので、この点は「のむシリカ電力」のデメリットと言えます。
とはいえ契約時に水を1箱もらえるので、その分が解約事務手数料で相殺されるとイメージするとよいと思います。
一人暮らしではメリットが薄い
一人暮らしでも大手電力より電気代が安く(関西・九州除く)なるのでメリットが無いわけではありませんが、契約を継続すると毎年もらえる水は一人暮らし世帯ではもらえない可能性が大きいです。
契約継続特典の水は、前年の月額平均の電気代が4200円以上で1箱もらえます。4200円に満たない場合はもらえないということです。一人暮らし世帯では月額平均の電気代が4200円を超えない場合も少なくないので、注意が必要です。