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楽天でんきのメリット・デメリット | 実は電気代が割高!

ポイント還元でお得なイメージがある楽天電気。しかし実際には多くの地域で電気代が高く、契約してしまうと「損」になる事実があります。そんな楽天でんきのメリット・デメリットを解説します。

楽天でんきのメリット

沖縄・ファミリー世帯では電気代が安い

楽天でんきは沖縄のファミリー世帯で、沖縄電力の標準メニュー(従量電灯)よりも電気代が安いです。世帯人数ごとの平均的な使用条件で沖縄電力と電気代を比較します。

年間節約額1人世帯
月170kWh
2人世帯
月348kWh
3人世帯
月391kWh
4人世帯
月437kWh
沖縄電力エリア
プランS
+2947円-442円-2008円-3682円

電気の使用量が少ない1人世帯では沖縄電力より高くなりますが、3人以上の世帯では電気代が安くなりお得です。沖縄では選べる電力会社が少ないので、沖縄のファミリー世帯の方には楽天でんきはおすすめです。

解約違約金が無い

楽天でんきは解約違約金の発生がありません。仮に短期間で解約しても、解約にあたって費用負担が無いので安心して契約することができます。初期費用もありません。

SPU対象 楽天市場での買い物がお得に

楽天でんきの電気料金200円(税抜き)につき1ポイントのポイントが付与されることに加え、楽天でんきを利用しているアカウントで楽天市場で買い物をするとポイント還元率がアップします(SPU対象)

正確には電気代が月5500円を超えると(概ね翌月の)ポイント還元率が+0.5倍になります。電気代が5500円を下回った場合は適用されません。

一時期SPUの対象から外れていた時期もありますが、2024年春に復活しました。

楽天でんきのデメリット

多くの地域で電気代が「割高」

楽天でんきは、沖縄を除くエリアでは電気代が割高です。3人世帯の平均的な使用条件(40A契約・月391kWh)で各地域の大手電力会社の標準メニューと料金を比較します(2024年8月燃料費調整単価を含む試算)

エリア料金差(年間)
東京電力エリア34956円割高
関西電力エリア34967円割高
中部電力エリア40966円割高

他の地域も同様の傾向、また2022年頃からこの傾向が続いており、楽天でんきは「割高」と言えます。

ポイント還元で一見するとお得に見える楽天でんきですが、電気代が割高なのでポイント還元をフル活用しても元を取ることは困難と言えます。

料金単価だけで比較すると割安に見える場合もありますが、燃料費調整額まで含めてしっかりと料金比較すると、割高であることがわかります。電力会社を比較する際は十分にご注意ください。

記事前半でも紹介したとおり、沖縄のファミリー世帯では「割安」なので沖縄にお住まいの方にのみおすすめします。

楽天でんきはオール電化住宅で契約すると「大損」になる | 電気代が割高に
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