電気料金比較サイト【公式】 別荘の維持管理費の中で気になるのが毎月掛かる電気代。この電気代をグンと削減できる電力会社を紹介します。別荘での電気の使い方に遭った料金体系のメニューを選ぶと電気代が大幅に安くなります。
別荘で特徴的な電気の使われ方とは
まずは別荘特有の電気の使われ方を解説します。
電気代に占める基本料金の比重が大きい
別荘は週末だけ、あるいは月・年数回だけ滞在する方が多いでしょう。毎日生活している自宅と比較して、電気の使用量が少ない傾向があります。電気の使用量が少ないと使用量に応じて課金される従量料金が少なくなり、代わりに電気料金に占める基本料金の比重が相対的に大きくなります。
「最低月額料金」が適用されるケースも
東京電力や中部電力といった大手電力会社の標準メニューでは、電気を全く使わなかった月に「最低月額料金」という料金が適用されます。別荘でブレーカーを落としっぱなし、毎月必ず利用するわけではないケースでは最低月額料金が適用されている可能性があります。
最低月額料金は通常の基本料金の半額です。例えば中部電力で50A契約の場合、基本料金は1,605.7円なので最低月額料金は802円となります。
基本料金・最低月額料金0円の料金プランが別荘に最適
別荘での電気の使われ方をふまえて、おすすめの電力会社を紹介します。
基本料金・最低月額料金が0円の料金プランで電気代が安くなる
大手電力会社の料金メニューには基本料金・最低月額料金の設定がありますが、新規参入の電力会社（新電力会社）の中にはそれらを「0円」としているところが一部あります。
例えば中部電力で50A契約の場合、基本料金が1605円なので例えば月に2泊だけ別荘に滞在する場合でも基本料金だけで1605円掛かります。またブレーカーを落としっぱなしで別荘を全く利用しない月は基本料金の半額、802円が掛かります。基本料金・最低月額料金が0円の料金メニューを利用することでそれらを「ゼロ」とすることが出来ます。
なお、基本料金0円の料金メニューの中には最低月額料金が0円でないものもあるので注意が必要です。
基本料金・最低月額料金0円ならLooopでんきがおすすめ
基本料金・最低月額料金0円の電力会社の中でもおすすめなのがLooopでんきのスマートタイムONEです。
Looopは中部電力も出資するエネルギーベンチャー企業です。太陽光発電設備の販売を手掛けていた会社で、2016年の電力小売完全自由化で電気の販売に参入、「基本料金0円」の料金プランを掲げて主にネット経由で利用者を急拡大させました。
新電力業界では「基本料金0円といえば」という代名詞的存在なのがLooopでんきです。最低月額料金も0円なので別荘に最適な料金プランと言えます。解約違約金や初期費用もありません。
注意点としては、Looopでんきは市場連動型の料金体系を採用しています。日本卸電力取引所での「電力取引価格」に諸手数料を加算した金額が電気料金の単価となる料金体系です。電力取引価格が安定しているタイミングでは、電気代の単価も通常のプランより安くなる傾向がありますが、電力取引価格は高騰することもあり高騰したタイミングでは電気代が高くなるリスクがあります。
Looopでんきでは、電力取引価格高騰にそなえて参照する電力取引価格の上限を月120kWh分まで128円の上限を設けています。人が毎日生活する一般住宅では月300kWh以上の使用量が平均的ですが、別荘ではこの上限におさまるケースが多いためこの点でも「別荘向き」と言えます。
また、アプリやウェブから別荘の電気使用量を30分単位のグラフで確認できるので別荘の電気の状況を離れた場所からも確認することが出来ます。例えば誰も滞在していないはずなのに電気の使用量が増えたら誰かが侵入しているか漏電の可能性があります。